2013/07/10

Oracle Client 8.0.5でEXP80をインストールする方法

■古いDBサーバを扱っている方々へ・・・

もはやこのご時世にこの情報は必要なのでしょうか・・・
ただ私のように古いDBサーバの管理を押し付けられている人もいるはずなので、
何かのお役に立てばこれ幸いです。

Oracle Database 8.0.*のデータを、別サーバからEXPORTする際、
Oracle Client 8.0.*が必要です。

余談ですが、Oracle8iのEXPORTコマンドは
  8.0.*    ⇒ EXP80
  8.1.*以降  ⇒ EXP
で、両者に互換性はありません。
そのため、必然的にOracle Client 8.0.*が必要になります。

筆者は先日Oracle Client 8.0.5をWindows2000Severにインストールし、
(本当は8.0.5のサポートはWindowsNTまでなのですが・・・)
コマンドプロンプトにてEXP80コマンドをバシッと叩きましたが、


「コマンドが見つかりません」



■カスタムインストールをしましょう

原因はインストール時のOptionの選択です。
筆者は「Select Installation Option」画面の際に、

 "Oracle8 Client"

を選択していました。

どうやらこれではbinフォルダ下にEXP80.exeはインストールされないようです。


そこで再度インストーラを起動し、

 "Custom Installation"

を選択します。
次の「Software Asset Manager」画面にて

 "Oracle8 Utilities 8.0.5.0.0"

を選択してインストールします。
するとbinフォルダ下にEXP80.exeがあるはずです。


コマンドプロンプトでEXP80コマンドを叩いて
Oracle 8.0.5が起動すればOKです。

それでもダメならPath等の環境変数を確認しましょう。



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