■ファイルシステムはややこしい
ファイルシステムって種類が多くてややこしいですよね。
というわけで整理してみました。
◇ディスクファイルシステム
コンピュータに接続されたハードディスクにファイルを格納するためのファイルシステム。
・FAT32(File Allocation Table)
外付けHDDをフォーマットする際によく使われる。
旧OSに対応できるが、容量制限がある(1ファイル最大4GBまで。1ボリューム最大2TBまで)。
Windows、Mac OS、Linuxに対応。
・exFAT(Extended FAT)
FAT32の上位版。フラッシュメモリーを使ったメモリーカードに特化させた。
FAT32のネックになっていた容量制限がほぼなくなった。
Windows (XP以降)、Mac OS、Linuxに対応。
・NTFS(NT File System)
Windows NT系の標準ファイルシステム。
容量効率がよく、容量制限もない。
ただし、基本的にWindows NT系以外のOSには対応していない。
・HFS(Hierarchical File System)
Mac OS標準のファイルシステム。
上位互換にHFS+がある(Mac OS 8.1以降)。
・ext4(fourth extended file system)
Linux用のファイルシステム。
◇分散ファイルシステム
複数のユーザがネットワーク経由でファイルにアクセスするためのファイルシステムです。
・SMB(Server Message Block)
Windowsのファイル共有サービスで利用されるプロトコル。
NetBIOSを利用する。
・CIFS(Common Internet File System)
SMBを拡張し、Windows以外のOSに対応できるように仕様を公開したもの。
TCP/IPを利用する。
・AFP(Apple Filing Protocol)
Mac OSのファイル共有の為のプロトコル。
TCP/IPを利用する。
・NFS(Network File System)
Linuxのファイル共有の為のプロトコル。
今後、それぞれのファイルシステム間のマウント方法などのテクニックを調べて書きたいと思います。
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